近年、外食産業の市場規模は増加傾向ですが、毎年新たにオープンする飲食店は多数あるのに、飲食店のトータル件数は増加傾向にありません。

ある調査によると、閉店する飲食店について新規出店からの営業年数をみると、約半数のお店がオープンから2年以内に閉じているそうです。

また一般的に、新規出店から3年以内の廃業率が約7割、さらに10年存続する確率は1割といわれています。仮にいま100店舗オープンしたとしても、うち70店舗は3年以内に廃業、10年後にも営業を続けられている飲食店は10店舗あるかどうかということになります。（数値は諸説あり）

これらが意味するのは、「飲食店は続けることが最も難しい」ということ。

廃業率が高いといわれる飲食業ですが、一方で開業率も高いのが飲食業界の実際。

自分の作った料理を美味しそうに食べてくれるお客様の笑顔がみたい、自分の作ったお店空間でお客様にくつろいでほしい、自分のお店を持ちたい、など飲食店の経営に憧れ起業する人も後を絶ちません。

夢や憧れをもってオープンした自分のお店を潰したくない、というのは当たり前の感情です。それでも存続できず閉店してしまう飲食店が多いのは仕方ないことなのでしょうか。10年後に残る1割の飲食店となるにはどうすれば良いのでしょうか。

1999年の創業より飲食店の店舗運営をお手伝いさせていただいている私たちの答えは、飲食店を運営されるオーナーさん・店長さん自身がお店のことをしっかり考え行動すること。当たり前のことだと思われるかもしれませんが、その当たり前を続けることが難しいのです。だから、そのために必要なサポートの提供・役立つ情報の共有をしたいと当サイトを立ち上げました。

いま読んでいただいているみなさんのお店が長く続いていくために、どうぞご活用いただけますと幸いです。

何よりも、当サイトを運営している私たち自身が素敵なお店で美味しい食事をいただくことが大好きだから、5年後・10年後・20年後・・・と続く飲食店が増えますように、私たちに飲食店運営の応援・お手伝いをさせてください。

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